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『人生を面白くする 本物の教養』 出口 治明

「自分の頭で考える」のが教養

 最近とにかく気になるのが、何にも考えていない人が多いということです。毎日の生活を条件反射とルーチンワークだけで済ませている人って、そんなことしてて何が楽しいの?と思うことが多いのです。

 学校や職場と自宅の往復しかしない人、情報はテレビとケータイだけで充分だと思っている人、1人では何処へも行けない人、流行ものにしか興味のない人。

 そういう人って自分の頭で考えていないから、世間体とか流行とかブランドに頼らないと生きていけない。それがどんなにつまらないことなのかも、考えてないから分からないのでしょうね。

 ちゃんと考えれば、疑問が色々と湧いてきます。その疑問点をクリアにするためには本を読んだり、詳しい人に聞いたりして、自分が納得できるところまで調べるはずです。納得する(腑に落ちる)レベルまで理解できれば、そこから自分の考えが生まれてきます。

 自分の考えが固まれば、これまで自分が信じていた世界の小ささが分かってきます。

「常識を疑う」ことが常に必要

 自分の頭で考えられるようになったら、「それが普通だから」とか「前例がないから」なんてことのバカバカしさに気付けるはずです。

 教養を身に着けることとは、世の中のウソに騙されなくなることなのだということが、腑に落ちました。

1717冊目(今年64冊目)☆☆☆☆☆

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苗坊の徒然日記

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コメント

こちらにもすみません。
この本凄く気になります。
そしてRokoさんのお言葉に、アイタタタ…となってます^^;
私も20代の前半の頃は自分の見るものがすべてで、自分の意見が正しいと思っていて、興味のないものは全く興味がない!みたいな凄く視野の狭い人間だったと思います^^;
でも、世界は広いんですよね。
どうしても日々の生活に追われてそれで終わってしまう部分もあるんですけど、疲れたからと言って動かないでいないで頭も体も動かすことが大事だなと最近特に感じています。
この本読んでみます。
教えてくださってありがとうございます^^

苗坊さん☆この本、気になりましたか?
この頃「普通」とか「常識」とか「前例」にこだわる人が多いのが気になっていたんです。
人はそれぞれ違っているから、皆と同じでいようとすることなんて無理なのに、無理やり合わせようとするから問題が起きるのでしょうね。
そこに気付くか、気付かないか、それは人生にとって大きな差になっていくと思うのです。

こんばんは^^
早速かって読みました。
やっぱり面白かったです。
教養を持ちたいから本を読んでいるわけではなかったんですけど、でも自分の日ごろやっていることが認められているような気がして嬉しかったです。
本を読むこと、人に会う事、旅に出ること、どれも大好きなので、これからも続けて教養を身にまとう大人を目指そうと思います^^
教えてくださってありがとうございました!

苗坊さん☆気に入っていただけで嬉しいです(*^_^*)

自分が面白いと思うことを突き進む事をこうやって肯定されるって、なんだか嬉しいですよね!

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