『本を読むときに何が起きているのか』 ピーター・メンデルサンド
小説は、私たちの解釈能力を誘発するが、思考の放浪も誘発する。(本文より)
小説はわたしたちを見知らぬ世界へと誘ってくれます。これまで自分が経験したことない出来事、出会ったことのない人、行ったことのない場所などを見せてくれます。
自分の知らない世界だからこそ、そこに興味が持てるのだと思いがちですが、真実は違っていたということを、この本は教えてくれるのです。
たとえば登場人物の顔をどう想像するのか?については読者の主観がすべてなのです。自分の知人や家族の顔、自分の好きな俳優の顔などを無意識のうちに当てはめているのです。
よく小説を映画化されると主人公のイメージが違うということが話題になりますが、それはしょうがないのです。誰もが自分のイメージを持っていて、それがみんな違うのですから。
小説に誘発された自分の想像(妄想)が勝手に膨らんでいき、何らかの形を作り出すのです。その想像力の根源は自分の経験値です。ということは、読書を重ねることによって自分の経験値が増え、想像の翼が広がっていくのです。
本を読むときに何が起きるのか?興味ある方は、是非この本を開いてみてくださいね!
1720冊目(今年67冊目)☆☆☆☆☆
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