「せかいをみにいったアヒル」 マーガレット・ワイズ・ブラウン、イーラ
いつも暮らしている世界から飛び出して、今迄知らなかった動物たちに出会いアヒルくんはビックリしたり、楽しかったり、嫌だったり、いろんな経験をしていきます。
わたしたちは毎日、ほぼ同じ生活を繰り返しています。そして、それが当たり前であると思い込んでしまっています。それに慣れすぎてしまうと、ちょっとした変化にすら動揺してしまうことがあるのです。
やわらかい頭だったら「変わったもの=おもしろいもの」と考えられるのに、頭が固くなってしまうと「変わったもの=いけないもの」と考えやすくなってしまうのです。
いろんなものに出会って、いろんなことを感じる、そして自分の頭で判断する。この本に登場するアヒルくんのように自由な心を持ち続けたいなぁと思うのです。
1236冊目(今年10冊目)☆☆☆☆☆
« 『天才』 石原慎太郎 | トップページ | 『持たない幸福論』 pha »
「デザイン・アート・写真」カテゴリの記事
- 『サンダーバード完全写真資料集成』 スティーブン・ラリビエー(2022.05.18)
- 『妄想美術館』 ヤマザキマリ 原田マハ(2022.02.13)
- 『みんなのスヌーピー』 ペン編集部 編(2021.10.30)
- 『永遠のソール・ライター』 ソール・ライター(2021.09.28)
- 『井上安治版画集「明治の東京風景」』 井上安治(2021.09.04)
コメント