『一瞬で心をつかむ文章術』 石田章洋
上手い文章が書ける人って、世の中にどのくらいいるのでしょうか?
難なくスラスラ読めてしまう文章、そして記憶に残る文章を書くのに、コツというものはあるのでしょうか?
そんなわたしの疑問に、この本は見事に応えてくれました。
文章とは書くものではない、読んでもらうものである(本文より)
これこそが、見落としがちなポイントなんですね。文章というのは誰かに読んでもらってナンボなんです。読者が興味を持ってくれる切り口で書くということを念頭におくこと。これを忘れちゃいけません!
誰が読むかを考える
読者はどんな人なのか?その内容について詳しい人なのか?まったく知らないのか?それによって文章の切り口、語り方は違ってきます。読者に分かってもらうためにはどうすればいいのか?そこを必死に考えるのです。
その文章は何のために書くのか?
その文章を書く目的を忘れてしまっては仕方ありません。でも、それを忘れてしまった訳のわからない文章っていうのが存在するのも確かです。
読んでもらえる文章を書くには、相手の身になって考えることが必要です。自分の言いたいことをいかに分かりやすく伝えるのか?それが大事ですね。
R+(Reviewplus) さんからこの本を提供していただきました、ありがとうございます。
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