『脊柱管狭窄症を自力で治す最強事典』
「腰部脊柱管狭窄症」とは、腰椎内部の神経の通路である脊柱管が狭くなることにより、神経組織が圧迫されて症状が出現する病気です。医学的には異なるさまざまな病態を含む疾患群ですが、加齢変化が主な原因であることが最も多く、一般的に日本では脊椎(せきつい)の変性や変性すべり症によって起こる「変性脊柱管狭窄症」のことを指します。
わたしは腰痛持ちでして、疲れると腰が重くなることがよくありました。ここ1年は、平常時でも腰痛が発生することが多く、このままじゃまずいなぁと思い、この本を読んでみました。
わたしの腰痛が「腰部脊柱管狭窄症」かどうかは定かではありませんが、この本に書かれていたいくつかの体操やツボ押しに効果がありました。
・ ネコ歩き
よつんばいになって、猫のように背を丸めて歩くというだけの簡単な運動なのですが、背中と腰の筋肉がいい感じに緩められます。
・ へそ引っ込めドローイング
仰向けに寝て両膝を立てます。片手を腰と床の間に入れ、その隙間を押しつぶすようなつもりで、へそを引っ込めます。腹横筋が鍛えられて、腰のゆがみが矯正されます。
・ 大股歩き
大腰筋、中殿筋、足底筋をまんべんなく使い、立位や歩行のバランスが整います。
・ 耳つまみ
耳の上の方の反射点をつまみます。ただつまんだだけなのに妙に痛い点があります。ここを刺激していくうちに、段々と痛みがなくなっていきます。そして、腰の痛みも和らいでいました。
これだけで、かなり腰の痛みが軽くなりました。いろいろやってみるのって大事ですね。
1252冊目(今年26冊目)☆☆☆☆☆
« 『ジャイロスコープ』 伊坂幸太郎 | トップページ | 『明治維新という名の洗脳』 苫米地英人 »
「心・脳・身体」カテゴリの記事
- 『人は、なぜ他人を許せないのか?』 中野信子(2022.06.15)
- 『努力不要論』 中野信子(2022.04.30)
- 『やわらかい頭の作り方』 細谷功 ヨシタケシンスケ(2022.01.29)
- 『生きるとは、自分の物語をつくること』 小川洋子 河合隼雄(2022.01.22)
- 『壊れた脳 生存する知』 山田規畝子(2022.01.08)
コメント