『死神さんとアヒルさん』 ヴォルフ・エァルブルッフ
突然、死神さんが目の前に現れたものだから、アヒルさんはビックリしちゃいました。
死神さんはずっと一緒にいたのに、今まであながた気づかなかっただけなんだよと言われて、そうだったんだと、アヒルさんは不思議な気持ちになります。
そうなんですよね。わたしたちが、一度生まれたら必ず死ぬことは決まっています。だけど、それを忘れてしまっているから、死を意識した途端にドキドキ、ビクビクしてしまいます。
それがいつなのかは分からないけれど、必ず訪れる死の時に、わたしにもこんな優しい死神さんが見えるようになるのかな?
子供よりも大人向な本ですね。でも、子供のころからこういうことを考えておくのは、大事なことかもしれません。
1249冊目(今年23冊目)☆☆☆☆☆
« 『生意気』 大橋巨泉 | トップページ | 『これからを生きるあなたに伝えたいこと』 瀬戸内寂聴 美輪明宏 »
「海外 児童書」カテゴリの記事
- 『The Drinking Gourd』 F.N. Monjo 24-345-3371 (2024.12.05)
- 『The Long Way Westward』 Joan Sandin 24-343-3369(2024.12.03)
- 『Curious George Goes to the Hospital』 H.A. Rey Marget Rey 24-341-3367(2024.12.01)
- 『クマのプーさん』 A.A. ミルン 24-340-3366(2024.11.30)
- 『The long way to a new land』 Joan Sandin 24-337-3363(2024.11.27)
コメント