『陽気なギャングは三つ数えろ』 伊坂 幸太郎
久し振りのシリーズ三作目です。相変わらず銀行強盗をやってるあの4人。人助けをしたはずなのに、その人に強盗だと見破られてしまい、逆に脅されてしまうという大失態!
それにしても、それぞれの特殊技能が凄いですよね。その分欠けてるところも多々ありますけど、それをカバーしてしまうほどの才能だなぁ。
そして、一見バラバラそうでいて、結構チームワークがいいところが面白いなぁ。だからこそシステマチックな銀行強盗ができるわけですけど。
伊坂作品の中で一番エンターテイメント色が強い作品だから、ご都合主義な展開も多々ありますけど、面白いから気になりません。今回も楽しかった~!!
1273冊目(今年47冊目)☆☆☆☆☆
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