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『仕掛学』 松村 真宏

仕掛学

松村 真宏

「ついしたくなる」には仕掛けがある

 駅のホームの線が引いてある場所に電車に乗ろうとする人たちが並んでいたり、美術館などでは矢印が順路を示していたり、何かの行動をうながす「仕掛け」が世の中にはたくさん隠されています。

 不特定多数の行動をスムーズにする仕掛けって便利だし、すごいと思います。

 たとえば、「ゴミはゴミ箱に捨ててください」というよりも、思わずゴミ箱に捨てたくなるアイデアが仕掛けられていた方が楽しいじゃないですか。

 この本の表紙のように、ゴミ箱の上にバスケットボールのゴールを用意すると、ゴミをシュートする気持ちで捨てようという気持ちが生まれます。ゴミじゃなくてもシュートしちゃう人だっているかもしれません(笑)

 この本で紹介されていた「世界一深いゴミ箱」では、「ゴミ箱を落ちていく音、底に落ちた時の音を楽しむ」という新しい楽しみまで生まれてしまうのです。積極的に何かをしたくなる仕掛っていいなぁって思います。

 仕掛けを上手く作ること、それがこれからの生活を豊かにすることに結びつくのでしょうね。

1290冊目(今年8冊目)☆☆☆☆☆

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