『エッジィな男 ムッシュかまやつ』 サエキけんぞう 中村俊夫
ムッシュの芸名が、釜萢ヒロシ → かまやつヒロシ → かまやつひろし → ムッシュかまやつ と変遷したことをご存知でしょうか?
わたしは「スパイダースのかまやつひろし」からしか知らないのですが、それより前をご存知の方は意外と少ないんじゃないかなぁ?それにしても、ムッシュっていつも今の音楽の端っこに必ずいたんだよなぁって思います。
流行の最先端に近いところにはいるけど、決して先頭じゃないところ、いい位置につけていたという気がします。
スパイダースが結成されたころ、ムッシュはビートルズのLPを聞き込み、必死に研究をしたというのです。それまではウエスタンやジャズが主流だった世界にロックを取り入れようと必死に頑張っていたのです。スパイダースは売れ線の音楽をやらなければならないといジレンマと闘いながら、個人的には好きな音楽を必死に作っていたんです。
ガロもユーミンもムッシュがいたからこそ有名になったのだし、吉田拓郎との共作も、アルフィーの坂崎幸之助との交遊も、ムッシュの人柄と音楽への愛が生んだものだったのでしょうね。
最後までムッシュというイメージを崩さずにいたのが素敵だったなぁと思います。こういう人のことをカッコいい人っていうんですよね!
1351冊目(今年6冊目)☆☆☆☆☆
« 『八月の六日間』 北村 薫 | トップページ | 『最強の独学術』 本山 勝寛 »
「伝記・日記・ノンフィクション」カテゴリの記事
- 『ゾルゲの見た日本』 リヒャルト・ゾルゲ 26-242-4001(2026.08.28)
- 『咲く。宇野千代の生涯』 葉山由季 26-249-4008(2026.09.04)
- 『超人ナイチンゲール』 栗原康 26-237-3996(2026.08.23)
- 『すごい長崎 日本を創った「辺境」の秘密』 下妻みどり 26-230-3989(2026.08.17)
「日本の作家 さ行」カテゴリの記事
- 『AI脳クライシス』 酒井邦嘉 26-251-4010(2026.09.06)
- 『税金で買った本 16』 ずいの、系山冏 26-238-3997(2026.08.24)
- 『見えるか保己一』 蝉谷めぐ実 26-235-3994(2026.08.21)
- 『すごい長崎 日本を創った「辺境」の秘密』 下妻みどり 26-230-3989(2026.08.17)
「日本の作家 な行」カテゴリの記事
- 『キッチン常夜灯 満月のキッシュロレーヌ』 長月天音 26-229-3988(2026.08.16)
- 『家守綺譚 下』 近藤ようこ、梨木香歩 26-219-3978(2026.08.06)
- 『家守綺譚 上』 近藤ようこ、梨木香歩 26-218-3977(2026.08.05)
- 『夕暮の緑の光』 野呂邦暢 26-206-3965(2026.07.24)
- 『トラとミケ 7』 ねこまき 26-147-3906(2026.05.27)



コメント