『最強の独学術』 本山 勝寛
独学1.0の段階では、いかに学ぶ時間を確保するかということ、そしていかに持続させるかというのが問題です。毎日ある時間になったら勉強するのだということを習慣づけることができれば、独学は成功できたといえるくらいです。
そのためにはどうすればいいのか?例えば、ご飯を食べる前に勉強すると決めてしまえば、勉強しないとご飯を食べられないことになるので、必ず勉強することになるわけです。特定の時間にベルを鳴らして、その音を聞いたら勉強をスタートするなんていう単純な方法も、意外と効果があるようです。
独学2.0になると、教養を高めるという目標が発生します。自分にとって面白いと思える教養を身に着けようとするなら、意外と簡単に勉強できてしまいます。
独学3.0では、一生学び続けることで夢を叶えるという目的になってきます。目先のことではなく、10年、20年といったスパンで学ぶことを考える。結局はライフワークにつながるようなことを学ぶということになっていきます。
幾つになっても学ぶことはできます。もうこんな歳だからなんてことはありません。生きている限り勉強し続けることができるのです。逆に勉強しようと思わなくなったら、それは人生の終わりを早めてしまうのだと思えてきました。
1352冊目(今年7冊目)☆☆☆☆
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