『マカロンはマカロン』 近藤 史恵
・コウノトリが運ぶもの
コウノトリの模様の陶器の鍋で作る料理「ベッコフ」
・青い果実のタルト
料理ブログでアリバイ作り
・共犯のピエ・ド・コション
再婚しようとしている相手の男性と自分の息子が仲良くなってくれて、3人でディナーしに「パ・マル」へやってきました。
・追憶のブータン・ノワール
豚の血のソーセージを好きな男性が、婚約者にも食べてもらいたいというのです。
・ムッシュ・パピヨンに伝言を
蝶ネクタイの紳士には忘れられない女性がいました。
・マカロンはマカロン
かわいい形と色のものだけがマカロンじゃない。
・タルタルステーキの罠
タルタルステーキは、生だからこそ手間のかかる料理なのです。
ヴィンテージワインと友情
お金持ちのお嬢さんが家から持ち込みする高いワイン目当ての友達って
フランス料理のビストロが舞台のこのシリーズ、いつ読んでもおいしそうなものがたくさん出てくるので、おなかが空いているときには読めません(笑)
一番気になったのはブータン・ノワール(豚の血のソーセージ)です。この手のものは、日本ではなかなか食べられないのです。わたしはイギリスでこれに似たものを食べたことがあります。それは「ブラック・プディング」という名で、切り口はサラミソーセージに似ているけれど、もっと赤黒い色でした。とても美味しかったのだけれど、日本では一度も見たことがありません。
フランス料理っていうと、どうも面倒くさいものって先入観があるけれど、この本を読んでいると決して面倒くさいだけではない「食いしん坊」な感じもかなりあるんだなって思います。それにしても近藤さんって、ヨーロッパの料理や文化について詳しいですよねぇ。いつも感心してます。
1378冊目(今年33冊目)☆☆☆☆☆
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