『金曜日の本屋さん 夏とサイダー』 名取佐和子
今回紹介された本は、この4冊です。
- 六番目の小夜子 恩田陸
- さびしがりやのクニット トーベ・ヤンソン
- 夜は短し歩けよ乙女 森見登美彦
- 夏への扉 ロバート・A・ハインライン
毎日いろんな人が金曜堂へやって来ます。お目当ての本や雑誌を買っていく人、喫茶コーナーでお茶を楽しむ人、どんな本を選んだらよいかわからなくて、店長さんに自分向けの本を探してもらう人、こういう本屋さんはいいですねぇ。
バイトの倉井くんも、かなり仕事に慣れてきました。そして、金曜堂の秘密が少しずつ分かってきました。地下にある大量の蔵書の訳も、店長の秘密もね。
ムーミンものはすべて読んだと思っていたのですが、「さびしがりやのクニット」は知りませんでした。これは是非読まなくっちゃ!
「夏への扉」は、いい作品ですよねぇ。また読もうかなぁ!
自分が読んだことのある本であっても、「ああ、そういう見方があったのか」と思えるし、読んだことのない本は気になるし。読書中毒には罪な本ですよ、この本は。
1392冊目(今年47冊目)☆☆☆☆☆
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