『未来の年表2』 河合雅司
「未来の年表」は、かなりショックを受ける内容でしたが、「未来の年表2」は更にパワーアップしています。
- 伴侶を亡くすと自宅が凶器と化す
- 東京や大阪の繁華街に「幽霊屋敷」出現
- デパートの売り場が大混乱
- 親が亡くなると地方銀行が消滅
- 刑務所が介護施設と化す
- 投票ができず、民主主義が崩壊
- ネットで買った商品が一向に届かない
これまで当然と思っていたシステムが、実際に働く若い人が少なくなることによって滞ってしまうのです。通販で買い物をしたい人は増えるけれど、トラックを運転する人は少なくなっていき、商品が届かなかったり。
自分で車を運転できなくなり、買い物へ出かけることができなくなる。投票にだって行けない。銀行にも病院にも行けない。バスやタクシーに頼りたくても、その運転手がいない。
わたしたちは、想像以上に長生きするのだそうです。そして、ほとんどの人が「おひとりさま」になります。だから今から「自分にできること」を考え、実行しておかなければならないのです。
- 働けるうちは働く
- 家の中をコンパクト化する
基本となるのは、この2点です。長時間でなくても働くことによって頭も使うし体力も使います。少しでも収入があるというのは、精神的にも安心感が増えます。
そして、家の中をコンパクト化するというのは、簡単そうで意外と難しいことなのです。若くて判断力のある間でないと、様々なものの取捨選択はできないのです。歳と共に重いものが持てなくなる、高いところへ登れなくなる。掃除する部屋は少なくしたい。なんてことを、ちゃんと計画すること、これも大事な老いへの備えです。
何でもそうですけど、後回しにしたばっかりに後悔することがないように、少しでも若いうちから準備しておくことが大事なんだなと、思わず考えさせられる本でした。
1409冊目(今年67冊目)☆☆☆☆☆
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