『図書館の主 1』 篠原ウミハル
「タチアオイ児童図書館」には、名物司書の御子柴さんがいます。口は悪いし、いつも仏頂面なんだけど、子供たちに圧倒的な人気があって、初めてこの図書館へ来た人は必ずビックリしてしまいます。
児童図書といっても、決して子供だけが読むものではありません。大人が読んでも心に響く本がたくさんあるのです。
もし、読みたい本が見つからなかったら御子柴さんに相談してみてください。必ずあなたにピッタリの本を紹介してくれます。
今回紹介されていた「幸福の王子」「ニルスのふしぎな旅」「宝島」、また読みたくなりました。
御子柴さんが語る、「お前が本を選ぶんじゃない、本がお前を選んだんだ」とか、「ここにはこんなにお前を待ってる本があるんだ」とか、しびれるセリフですねぇ。
御子柴さんが薦めてくれる本はどれも素晴らしいけど、自分で探してステキな本に出合うのも楽しい。そんな気持ちになりました。
1430冊目(今年88冊目)☆☆☆☆☆
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