『フーガはユーガ』 伊坂幸太郎
優雅と風雅は双子の兄弟。暴力的な父親がいて家庭は辛い。母親はいつの間にかいなくなってしまった。だけど2人は力を合わせて暮らしている。
2人には特別な秘密がある。その秘密を優雅が高杉という男に語り続けていく。
悪い奴、性悪な奴、そういうのはどこにもいるから、2人は力を合わせて戦っている。上手くいくこともあるし、失敗することもあるし。子供同志であればなんとかなってきたけど、大人になってからはなかなか大変になってきた。
これまでも伊坂作品では、悪い奴から酷い目に遭うという話は多かったけど、今回のはどうにも切ないなぁって気持ちになってしまう。酷いことをする人って、警察に捕まろうが、家族に逃げられようが、変わらないんだなぁ、ずっと酷い人のままなんだなぁ(涙)
どんな運命が待っていようと、人間は淡々と生きていくしかないんだなぁって思うのでした。
これまでの作品とのリンク、今回も出てきました。「オーデュポンの祈り」のかかしの名前は「ユーゴ」でしたよね。
1437冊目(今年95冊目)☆☆☆☆☆☆
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