『図書館の主 12』 篠原ウミハル
学校司書という制度が2015年に制定され、すべての学校に学校司書を置かなければならないということになったのですが、現実は追いついていません。それに、学校司書がいたとしても、彼らの仕事を他の教諭たちが理解していなかったら意味がないのです。
上が決めたことだから、別に反対するわけじゃないけど、でも協力はしないよっていう日本人の嫌なところが、こういうところに露呈するんです。何かが変わったとき、その理由は何なのか?自分たちには何が求められているのか?それを知ろうとすることからすべてが始まると思うのですが、余計なことはしたくないという意識の方が強いんだなって思います。
司書について考えることが、また増えました。
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