『テレビ探偵』 小路幸也
元々はミュージシャンだった「ザ・トレインズ」ですが、その類まれなるギャグセンスで、お笑いグループとして大成功を収めています。このグループのボーヤであるチャコちゃんが、この物語の主人公です。
最初は雑用係だったのですが、少しずつ舞台にも出られるようになり、グループ内に何か困りごとが起きるようになると、それを何とかするという仕事も増えてきたのです。
わたしが子供だったころ、土曜日の夜8時といえばあの番組でした。子供はみんなあのグループが大好きで、TVのこの番組が始まると銭湯がガラガラになっちゃうという伝説が残ったほどです。そのグループを彷彿とさせる「ザ・トレインズ」の物語は、わたしの頭の中を一気に昭和に引き戻してくれました。
今と比べれば決して豊かではなかったけど、幸福感はあの頃の方があったなぁって思います。その違いは何なのでしょうね?素直に夢が見られた時代だったってことなんでしょうか?世の中全体が上昇する気分に満ちてたってことなのでしょうか?
もうすぐ平成が終わってしまいますが、30年後にもこうやって平成を思い出す話が出てくるのでしょうか?その時に平成ってどういう評価なのかな?
- <スパイハンター>殺人未遂事件
- <フラワーツインズ>の哀歌
- ハードボイルドよ永遠に
- 禁じられない逃避行
- 去りゆく友に花束を
以上、5編が収められています。
#テレビ探偵 #NetGalleyJP
1460冊目(今年118冊目)☆☆☆☆☆
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