『図書館の主 15』 篠原ウミハル
タチアオイ児童図書館に閉館の危機が!
図書館で働く人たちも、図書館を愛している利用者たちも、みんな必死に考えます。どうしたらこの図書館を存続できるんだろう?みんなの気持ちをどうやって集めていけばいいんだろう?大人も子供も必死にがんばります。
今回紹介された「誰も知らない小さな国」は、この図書館の在り方とリンクしていて、とても深い意味を持ったお話なのですね。これも読まなくっちゃ!
御子柴さんも、夏夜さんも、みずほさんも、宮本さんも、伊崎くんも、子供たちも、もちろんオーナーの小手川さんも、みんなタチアオイ児童図書館をものすごく愛しています。こういう場所があることで、一人ひとりの心の支えができ、仲間で助け合い、愛の輪が広がるのですよね。
これが最終巻となってしまいましたが、またどこかでみんなと会いたいです。
1489冊目(今年27冊目)☆☆☆☆☆
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