『キース・ヘリング ぼくのアートはとまらない!』 ケイ・A.ヘリング、 ロバート・ニューベッカー
キース・へリングは子供のころから絵を描くことが大好きで、その他のことにはほとんど興味がありませんでした。自転車で遊びに行くことも、学校で勉強することも、そんなことには何の興味もなくて、テスト用紙にも絵を描いていたほどです。
そんな彼のことを両親は理解してくれていました。だからこそ、彼は好きなだけ絵を描き続けることができたのでしょう。
この本では、そんな彼の生涯が描かれています。
有名になってからも、お金には全く執着がなく、自分が得たお金は困っている子供たちを助けるために使って欲しい。自分は自由に絵が描ければそれでいいのだという生き方でした。
とにかく、世界中の建物でも、道路でも、ビニールシートでも、自分の絵でいっぱいにしたい、それだけが彼の希望だったようです。
そんなキースの生き方が、この本の中で爆発しています。
キースを益々好きになりました。
1497冊目(今年35冊目)☆☆☆☆☆
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