『僕らが毎日やっている最強の読み方』 池上彰 佐藤優
世の中で起こっていることを「知る」には新聞がベースになりますが、世の中で起こっていることを「理解する」には書籍がベースになりますね。(池上)
「基礎知識は書籍でしか身につかない」というのが原則(佐藤)
テレビやネットから流れてくるニュースの、そのほとんどは新聞か通信社から発信されているものなのだから、新聞を読むというのが最も手っ取り早い情報収集法だと、お2人は口を揃えておっしゃっています。
そして、最近の新聞はそれぞれの立場で記事を選んでいるので、2紙以上読むことが必要だというのです。新聞といっても紙媒体だけでなくタブレット等でも読めます。大見出しだけでもいいから新聞を読むことが大事だというのです。
おかしな情報に惑わされたくないために「ミステリー」を読む(佐藤)
ミステリー小説は、読者を上手く騙そうとします。でも、それに惑わされずに読む癖をつけていけば、世の中のおかしな情報にも騙されなくなるというのです。ミステリーを楽しみながら騙されないように頭を鍛えるんですね。
1日4時間のインプットが必要だという佐藤さんの言葉はスゴイですね。それくらい勉強し続けなければいけないと自分に課してるんですね。だから、お酒を飲んだりネットにアクセスする暇なんかないという言葉もスゴイなぁ!!
1484冊目(今年22冊目)☆☆☆☆
« 『恭一郎と七人の叔母』 小路幸也 | トップページ | 『迷路の外には何がある?』 スペンサー・ジョンソン »
「日本の作家 あ行」カテゴリの記事
- 『蜜蜂と遠雷 下』 恩田陸(2022.06.12)
- 『まっとうな人生』 絲山秋子(2022.06.11)
- 『深夜0時の司書見習い』 近江泉美(2022.06.10)
「日本の作家 さ行」カテゴリの記事
- 『ひらめかない人のためのイノベーションの技法』 篠原信(2022.06.27)
- 『じゅんくんの学校』 福田隆浩 ささめやゆき(2022.06.14)
- 『教養としてのヤクザ』 溝口敦 鈴木智彦(2022.06.08)
- 『読書のチカラ』 斉藤孝(2022.05.08)
- 『イスラエルとユダヤ人 考察ノート』 佐藤優(2022.05.05)
コメント