『僕らが毎日やっている最強の読み方』 池上彰 佐藤優
世の中で起こっていることを「知る」には新聞がベースになりますが、世の中で起こっていることを「理解する」には書籍がベースになりますね。(池上)
「基礎知識は書籍でしか身につかない」というのが原則(佐藤)
テレビやネットから流れてくるニュースの、そのほとんどは新聞か通信社から発信されているものなのだから、新聞を読むというのが最も手っ取り早い情報収集法だと、お2人は口を揃えておっしゃっています。
そして、最近の新聞はそれぞれの立場で記事を選んでいるので、2紙以上読むことが必要だというのです。新聞といっても紙媒体だけでなくタブレット等でも読めます。大見出しだけでもいいから新聞を読むことが大事だというのです。
おかしな情報に惑わされたくないために「ミステリー」を読む(佐藤)
ミステリー小説は、読者を上手く騙そうとします。でも、それに惑わされずに読む癖をつけていけば、世の中のおかしな情報にも騙されなくなるというのです。ミステリーを楽しみながら騙されないように頭を鍛えるんですね。
1日4時間のインプットが必要だという佐藤さんの言葉はスゴイですね。それくらい勉強し続けなければいけないと自分に課してるんですね。だから、お酒を飲んだりネットにアクセスする暇なんかないという言葉もスゴイなぁ!!
1484冊目(今年22冊目)☆☆☆☆
« 『恭一郎と七人の叔母』 小路幸也 | トップページ | 『迷路の外には何がある?』 スペンサー・ジョンソン »
「日本の作家 あ行」カテゴリの記事
- 『モヤモヤそうだんクリニック』 池谷裕二 ヨシタケシンスケ(2021.01.18)
- 『阿川佐和子の世界一受けたい授業』(2021.01.11)
- 『ひと』 小野寺史宜(2021.01.02)
- 『まち』 小野寺史宜(2020.12.23)
- 『口笛の上手な白雪姫』 小川洋子(2020.12.20)
「日本の作家 さ行」カテゴリの記事
- 『紙つなげ!彼らが本の紙を造っている』 佐々涼子(2021.01.05)
- 『化け者心中』 蝉谷めぐ美(2020.11.28)
- 『腸詰小僧』 曽根圭介(2020.10.29)
- 『メンタルの強化書』 佐藤優(2020.10.31)
- 『教養として学んでおきたいビートルズ』 里中哲彦(2020.10.26)
コメント