『グリーン・マイル 3』 スティーヴン・キング
兇悪な死刑囚ウォートンは舎房に来た時に手錠をしていました。でも手錠の鎖が少し長かったのです。その鎖を使って看守の1人に襲い掛かったのです。とりあえず抑える付けて拘束服を着せて監房に放り込むことはできました。
主任のポールは、持病の尿路感染症が悪化して激痛に苦しんでいました。そんな彼を大男のコーフィがこちらへこいと呼ぶのです。普通だったら独居房に囚人と2人だけで入るなんてことはあり得ないのですが、何故だか隣に座ってしまったのです。
そしてコーフィは、ポールが痛がっている部分へ手を触れてきたのです。一瞬、何をするんだ!と思ったのですが、反撃することはありませんでした。何故か、痛みがどこかへ消えてしまったのです。
ポールは、その瞬間に気付いたのです。コーフィは殺人犯ではないと!!
1508冊目(今年46冊目)☆☆☆☆
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