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『立ち直る力』 辻仁成

立ち直る力

辻 仁成

もし私が今悪い場所にいるのなら、それは私が道を間違えたからでしょうね。
もし私が不幸なら、たぶん自分がどこかで誤ったからでしょう。
運命のせいだとは思わない。
解決するためには、間違えた理由を恐れず知ることでしょう。(本文より)

 自分に何か悪いことが起きた時、それを誰かのせいにしたり、運が悪かったと思ったりしがちです。でも、それでは何も解決しないのです。

 たいていの場合、原因は自分自身にあるのです。それに気付かないから、またやってしまうのです。

 どうして気が付かないのか?それは自分が悪いと認めたくないからです。そして、自分は悪くないと言い続けるのです。でも、そういい続けたって何にも変わらないんです。

 他人と過去は変えられないのです。変えられるのは自分と未来。

 自分を変えられないのは、自分の可能性を信じていないってこと。自分は負け犬のままでいいって思っているってこと。

負けたと思わなければ、人は誰も負けない。
負けたと諦めたときに、人はその言葉に負けるだけだ。

 辻さんって、いろんなことがあっても、それに正面から立ち向かえる強さがあるんだなって感じました。だから、毎日を楽しく生きていられるんだなって思います。

 この本のページを開くと、いろんな言葉がわたしを力づけてくれます。いい本だなって思いました。

1515冊目(今年53冊目)

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