『科学的「お金」と「幸運」の引き寄せ方』 小森圭太
対人関係、社会との関係、仕事との関係、お金との関係などなど、それらとの関係性を「そういうもんだ」と意識しているから、そのように現実が確定しているのです。(本文より)
当たり前にある幸せに気づく
自分がいかに幸せであるのかに気付いていないことがたくさんあります。例えば匂いをかげるなんてことは当たり前だと思っているけど、もし匂いをかげなくなってしまったら、どれだけ味気ない毎日になるか?どれだけ危険なことになるか?なんて、普段は考えていませんよね。そう考えたら、匂いをかげるのってものすごく幸せで価値あることなんです。
お金を使うっていうこともそうです。お金を使うと、お金が減っちゃうからヤダなぁって思っていると、悲しい顔や嫌そうな顔でお金を払うことになります。でも、それでいいのかしら?お金を使うということは、お金を使って便利を買うってことですよね。自分は便利を買い、それを作った人、それを提供した人が潤う、どちらにとっても良いことであるはずです。だったら、ニコニコしてお金を払うってのが正解なはずです。
自分で自分を卑下していたら、他人からも見下されるのは当たり前でしょう。
今のままで満足しているから、このまま何も変えたくないという人がたくさんいます。それって本当なのかしら?新しいことをするには勇気がいります。その勇気がないからやりたくないのだとしたら、そのままで幸せな気持ちになれるんでしょうか?
自分には無理だと自分で判断するのって、自分を卑下しているということになります。そんなダメな人を他人がステキだと思うでしょうか?思いませんよね。
人生は選択の連続ですから、その選択の基準を「本当の自分が望んでいること」にすれば、自動的に幸せになれます。
できない理由を探すのではなく、とにかくやってみること。それが幸せの第一歩なのですね。
「嫌だけどやろう」ではなく、「好きだからやろう」それこそが幸せへの道なのだと、この本を読んで思いました。
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