ブログ内検索


  • ダメでもいいからやれ。
    体験もしないでお前ら、
    すぐに「ダメだ」って言うのは、
    学校で聞いただけの話だろう。
    やってみもせんで何を言っとるか
    (by 本田宗一郎)

読書Love!

  • 本が好き!
  • NetGalleyJP
    プロフェッショナルな読者
    グッドレビュアー 100作品のレビュー 80%

« 『メンタルローテーション』 池谷裕二 | トップページ | 『ある日、すずめがやって来た。』 佐々木淳子 »

『0円で生きる-小さくても豊かな経済の作り方-』 鶴見済

0円で生きる
-小さくても豊かな経済の作り方-

鶴見 済(つるみ わたる)

 生きていくにはお金が必要だから働かなければならない。でもそのために会社や仕事に縛られて身体や心に問題を抱えてしまう人が増えています。お金は確かに大事だけど、それ以外の方法で物を得ることはできるはずです。

 この本ではお金を使わずにモノやサービスを受け取る方法を知ることができます。

 「もらう」「拾う」「交換する」というような方法は昔から行われてきました。田舎から野菜をたくさん送ってきたから「おすそ分け」とか、子供が大きくなっちゃって着られなくなった服やおもちゃを「もらう」とか、友達から本を貸してもらうというようなことは、よくあることでしたよね。

 こういうことは下町ではまだまだ普通のことだけど、他所ではどうなんでしょうね?

 ものをシェアするサービスが最近増えてきました。車、自転車、部屋など、必要な時だけシェアシステムで借りるというのは、とっても合理的でいい考えです。なんでも自分で所有しようという考え方は、これからは古い考え方だなぁってなっていくのかしら?

 野草をつんだり、公園でのんびりしたり、図書館で読書やDVD鑑賞をしたり、お金をかけずに楽しむことは色々あります。そういう楽しみを見出すことこそが本当のキャッシュレスなのかなと思います。

 そんなヒントがたくさん詰まったこの本で、頭の中の拝金主義をクリアにできたらいいなって思います。

1538冊目(今年76冊目)

« 『メンタルローテーション』 池谷裕二 | トップページ | 『ある日、すずめがやって来た。』 佐々木淳子 »

食物・喫茶・暮らし」カテゴリの記事

日本の作家 た行」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 『メンタルローテーション』 池谷裕二 | トップページ | 『ある日、すずめがやって来た。』 佐々木淳子 »