『メンタルローテーション』 池谷裕二
「メンタルローテーション」とは、「頭の中で自由に物体を回転させて眺める能力のこと」。ある問題の解決方法を異なる問題に転用する能力、一つの問題を徹底的に掘り下げて考えていく能力(本文より)
物をある視点から見た場合と、違う視点から見た場合、違う形状に見えるのです。例えば自分の顔を鏡に映したら実際の自分の顔とは逆の配置になります。そういう違いを頭の中でグルグル回して答えを出す訓練をするための本です。
自分からはAという形に見えているものが、別の人からはBという形に見えているかもしれない。自分には簡単に見えているものが、別の人からは難しく見えているのかもしれないのです。違う角度からの見え方を想像できるということは、自分とは違う人の考え方を想像できるということにつながります。
こういう能力は元々持っている人もいますが、持っていない場合でも訓練次第でかなり伸ばすことができるのだそうです。
メンタルローテーションとIQは相関関係にあるのだそうです。
ということは、この本を使って脳内トレーニングをすることによってIQも上がるのかも?
楽しくトレーニングしちゃいましょ!
#メンタルローテーション #NetGalleyJP
1537冊目(今年75冊目)
« 『ショーケン最終章』 萩原健一 | トップページ | 『0円で生きる-小さくても豊かな経済の作り方-』 鶴見済 »
「日本の作家 あ行」カテゴリの記事
- 『シュガータイム』 小川洋子 205(2022.07.31)
- 『D坂の殺人事件』 江戸川乱歩 216(2022.08.11)
- 『世間とズレちゃうのはしょうがない』 養老孟司 伊集院光 204(2022.07.30)
- 『川まつりの夜』 岩城範枝 出久根育 210(2022.08.05)
- 『ことわざから出会う心理学』 今田寛 211(2022.08.06)
「NetGalleyJP」カテゴリの記事
- 『川まつりの夜』 岩城範枝 出久根育 210(2022.08.05)
- 『ことわざから出会う心理学』 今田寛 211(2022.08.06)
- 『かえりみち』 森洋子(2022.07.22)
- 『独立記念日』 原田マハ(2022.07.06)
コメント