『メンタルローテーション』 池谷裕二
「メンタルローテーション」とは、「頭の中で自由に物体を回転させて眺める能力のこと」。ある問題の解決方法を異なる問題に転用する能力、一つの問題を徹底的に掘り下げて考えていく能力(本文より)
物をある視点から見た場合と、違う視点から見た場合、違う形状に見えるのです。例えば自分の顔を鏡に映したら実際の自分の顔とは逆の配置になります。そういう違いを頭の中でグルグル回して答えを出す訓練をするための本です。
自分からはAという形に見えているものが、別の人からはBという形に見えているかもしれない。自分には簡単に見えているものが、別の人からは難しく見えているのかもしれないのです。違う角度からの見え方を想像できるということは、自分とは違う人の考え方を想像できるということにつながります。
こういう能力は元々持っている人もいますが、持っていない場合でも訓練次第でかなり伸ばすことができるのだそうです。
メンタルローテーションとIQは相関関係にあるのだそうです。
ということは、この本を使って脳内トレーニングをすることによってIQも上がるのかも?
楽しくトレーニングしちゃいましょ!
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