『また、同じ夢を見ていた』 住野よる
奈ノ花さんはおませな小学生です。ちょっとクラスの中で浮いている感じで、ここに友達はいません。でも、外の世界には友達がいます。近所のアパートに住んでいる「アバズレさん」や、一軒家に住んでいる「おばあさん」そしてクロネコも。
読書が好きな彼女は、教室にいるのが嫌になってくると図書室へ行きます。ここには「頭の悪い男子たち」はやって来ませんから。
学校の授業が終わると、友達の所へ遊びに行きます。おやつを食べながらいろんな話をします。今読んでいる本のこと、隣の席の気の弱い男子のこと、自分の両親は仕事ばかりしていて授業参観に来てくれないこと、などなど。
学校で「幸せとは何か」について考える時間がありました。これについて菜ノ花さんはいろいろ考えてみるのですが、どうも良く分かりません。
いろんな出来事があって「幸せとは何か」ということが少しずつ分かってくるところが、とってもいいなぁと思いました。勉強して身に着ける知識だけじゃ分からなことが多いのよね。子供も大人も関係なく、やっぱり体験することって大事なんだなぁ。
自分にとっての正義や正解が、必ずしも受け入れてもらえないことがあるってことを知るのは、彼女の様に早い時期の方がいいよね。大人になってからだと手遅れになっちゃうこともあるからね。
1624冊目(今年162冊目)
« 本の要約サイト「flier」で、わたしのレビューを取り上げていただきました(佐藤優直伝! 最強の働き方) | トップページ | 『とりあえずウミガメのスープを仕込もう。』 宮下奈都 »
「日本の作家 さ行」カテゴリの記事
- 『アイ・ウォント・トゥ・ホールド・ユア・ハンド 東京バンドワゴン21』 小路幸也 26-194-3953(2026.07.12)
- 『憧れの作家は人間じゃありませんでした』 澤村御影 26-198-3957(2026.07.16)
- 『人生がちょっとよくなる文章術』 斉藤洋 26-193-3952(2026.07.11)
- 『税金で買った本 15』 ずいの、系山冏 26-190-3949 (2026.07.08)
« 本の要約サイト「flier」で、わたしのレビューを取り上げていただきました(佐藤優直伝! 最強の働き方) | トップページ | 『とりあえずウミガメのスープを仕込もう。』 宮下奈都 »




コメント