『まんがでわかる 頭に来てもアホとは戦うな!』 田村耕太郎
この会社で働きたい!と思って就職したひとみさん。でも外で見ているのとは大違いで自分の仕事の邪魔をする人ばっかりで、やる気がなくなりそうです。前回はAと言ったのに、今回はBじゃなきゃイヤだなんて意見がころころ変わる人。何を言っても否定しかしない人。自分のミスを認めない人。こんな会社イヤだ~!と愚痴っていたところに救世主が現れたのです。
「厄介な人物を動かす方法」というのがあるんだと、その人は教えてくれました。
最初に教えてもらったのが「戦うべきなのはアホそのものではなく、アホと闘うなんてアホなことを考えている自分なんだ」ということなのです。
自分が使える時間には限りがあるのだから、アホと闘う時間など無駄でしかないというのは理屈ではわかるけれど、実際どうすればいいのでしょうか?
自分がアホだと思うような人は、大抵は他の人からもアホだと思われていて嫌われているのだから仲間がいないはず。そういう人に対して認めるような態度を取ったり、立ててあげるのはとても効果的だというのは、なるほどねぇと思いました。
ついつい自分のプライドを守ることばかり考えてしまって、相手のことを考えていなかったことはたくさんあります。
「自分の利益と、相手の利益を結び付けて提案する」という視点はとても大事だと思います。これなら相手だっていやな気持ちにはなりません。
人間関係で悩んでいる方、ぜひこの本を読んでみてください。
自分のこういうところがトラブルを招いていたんだということが良く分かります(笑)
#頭に来てもアホとは戦うな #NetGalleyJP
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