パンとサーカス
いつもポッドキャストで聞いているピーター・バラカンさんの番組「Tokyo Midtown presents The Lifestyle MUSEUM_vol.609」のゲストは品田英雄さんでした。品田さんは日経BP総研上席研究員で、毎年のトレンド予想をこの番組でお話してくださるのです。
来年のトレンドとして気になったことばが「パンとサーカス」でした。
パンとサーカス(羅: panem et circenses)は、詩人ユウェナリス(西暦60年 - 130年)が古代ローマ社会の世相を揶揄して詩篇中で使用した表現。権力者から無償で与えられる「パン(=食糧)」と「サーカス(=娯楽)」によって、ローマ市民が政治的盲目に置かれていることを指摘した。パンと見世物ともいう。愚民政策の例えとしてしばしば用いられる名言であり警句である。(Wikipediaより)
世界が危機に陥っているということを気が付かせないために、庶民には食べ物と楽しみを与えておけば良いという政策なのです。これは正に現在の日本の状態です!
本当は経済的に破綻しているのに、オリンピックというお祭りで目くらまししようとしているということを、みんな気が付かないようにしようという酷い政策が今の日本で行われているのです。
こんなヒドイ日本で生きていくにはどうすればいいのか?
考えるのは今でしょう!
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