NHK最後の授業「みうらじゅん」を見て思ったこと
昨夜、最後の授業「みうらじゅん」の再放送を見ました。
みうらさんが提示してくる言葉の数々が実に面白いのです。
「老いるショック」
若い頃には想像もできなかった困難が沢山出てくる中高年ならみんな感じるショックです。何でこんなことができないのか?何でこんなことが起きるのか?自分にガッカリすることがこんなにも発生するなんて、誰も教えてくれなかったよ~!だからこそ同じような体験をした人たちと、「ねっ、そういうことあるよね」と話をするのが大事なんです。自分だけじゃなかったんだと思えるだけで、困ったことが笑いに変わるのです。
「自分なくし」
自分探しというのが流行ってます。自分は何者なんだろう?自分には何ができるんだろう?自分の価値とは?そういうことを一生懸命に探している人が沢山います。でも、みうらさんは「そんなのやめようよ」というんです。自分探しとは「他人あっての自分」だから、結局は誰かとの比較でしかないというんです。
みうらさんは、みんなを笑わせながら鋭いことをいうねぇって感心してしまいました。
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