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『もの忘れをこれ以上増やしたくない人が読む本』 松原英多

もの忘れをこれ以上増やしたくない人が読む本
脳のゴミをためない習慣

松原英多(まつばら えいた)

NetGalleyJP

認知症では食事したことを忘れ、健常人は食事をしたことは覚えているが、おかず(副食)が何だったか忘れる。(本文より)

 ちょっと物忘れが多いなぁと思った時、もしかしてわたし認知症になりかけてるのかしら?って不安になることがありませんか?でもね、この基準が分かっていれば一安心です。ご飯を食べたってことは覚えてるんだから、まだ大丈夫!とはいっても、長生きすれば認知症になる確率は確実に上がるわけで、どうしたら予防できるのかってことはとても気になります。

 認知症になりやすい生活というのは、変化のない生活なのだそうです。毎日同じことばかり繰り返していて刺激がない生活、感情が動かない生活をしていると血流が滞りやすくなり、血の巡りが悪くなれば脳の活動が少なくなり、認知症へまっしぐらということになるのです。

 では、どうしたらそんな状態から逃れられるのでしょうか?

大いに笑いましょう、楽しみましょう。笑っても楽しんでも、気分が晴れなかったら、大いに泣きましょう。こうして気分がスッキリ晴れます。その時点で免疫は亢進しているのです。

 笑うこと、楽しむことだけでなく、泣くことがいいというのが面白いですね。辛いことや嫌なことがあったら、思いっきり泣くとスッキリするというのは確かにありますねぇ。

仕事終わってキリの良いところで、「ほっとして一息入れる」この「ほっとして一息入れる」が切り替えスイッチとなって強力な免疫軍が働き始めます。

 ほっとする一時、お茶にしましょうか?ぼーっとしましょうか?ちょっと外の空気を吸いましょうか?そういうことが身体にいいって、今まで考えたことがありませんでした。休み下手な日本人にとって、これが一番の薬かもと思えます。

「現代は咀嚼回数が最低」をわかりやすく言えば、現代は高齢者はボケやすく、若い人はおバカになりやすい時代、となります。

 しっかりと噛みながら食事すること、これも大事なんですね。そのためには歯も大事!ご飯を楽しくゆっくりと食べるということこそが健康の秘訣なのかしら。毎日毎日、その積み重ねが健康でいられるかどうかの分かれ道なのですね。

 脳のゴミを溜めないためには、とにかく頑張りすぎないこと。のんびり、ニコニコ生きることが大事なんですね。

 そして、楽しくできる趣味があるってことが大事なのかな?

#もの忘れのその前にできる脳のゴミをためない習慣 #NetGalleyJP

1677冊目(今年215冊目)

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