『調べる技術 書く技術』 佐藤優
いかに余計な情報に惑わされないようにするか、その点を佐藤さんは重視されています。より信頼できる情報源とは何なのか?情報を見分ける力をいかに養うか?いかに時間を無駄にせずにインプット・アウトプットを行うのか?
大量の知識をインプットし、大量の情報をアウトプットしている佐藤さんならではの手法が書かれている本です。
〇調べる技術の基本は「読むこと」、第二に「聞くこと」
新聞を読む、文献を読む、書籍を読む。通勤時などはラジオやオーディオブックを活用する。
〇新しい知識は、書いて自分のものにする
読んだり聞いたりして得た知識を自分の手で記録する。そのことによって、より強く記憶に残る。そして、その情報をもとに自分なりに考える。
〇「記録」はノート、「予定」は手帳に書く
記録と予定を別にしておくことで、情報の混乱を避けている。
〇他者へのリマインドは「督促」にしない
相手の能力は、自分の期待の6割程度と見積もっておく。
なるほどねぇということが沢山学べました。
1688冊目(今年226冊目)
« 『行動力のコツ』 植西聰 | トップページ | 『古き良きアンティーク文房具の世界』 たいみち »
「新書」カテゴリの記事
- 『2030年の東京』 河合雅司 牧野知弘(2022.04.23)
- 『「婚活」がなくなる日』 苫米地英人(2021.12.21)
- 『パンデミックの文明論』 ヤマザキマリ 中野信子(2021.11.15)
- 『同調圧力 日本社会はなぜ息苦しいのか』 鴻上尚史 佐藤直樹(2021.10.31)
- 『交渉力』 橋下徹(2021.09.21)
「日本の作家 さ行」カテゴリの記事
- 『読書のチカラ』 斉藤孝(2022.05.08)
- 『イスラエルとユダヤ人 考察ノート』 佐藤優(2022.05.05)
- 『なごり歌』 朱川湊(2022.05.02)
- 『奇跡のミシン 天国の声、届けます』 清水有生(2022.05.19)
- 『うまれることば、しぬことば』 酒井順子(2022.04.21)
コメント