『森崎書店の日々』 八木沢里志
恋人から「別の人と結婚する」と告げられた貴子さん。おまけに「暇なときには時々会いたい」なんて都合のいいことまで言われて、すっかり人間不信になって会社も辞めて、引きこもり状態だった彼女に、叔父さんから家に来ないか?という連絡がありました。
あんまり乗り気じゃなかったけれど、とりあえず行ってみたのが、神保町にある叔父さんの古書店でした。ここの2階にタダで住まわせてもらう代わりに、店番をするということになりました。
そんなに付き合いがなかった叔父さんなのに、一緒にいる時間が長くなるにつれ、彼の優しさが良く分かってきます。そして、どうして彼が自分に救いの手を差し伸べてくれたのか?その理由を聞いてますます叔父さんが好きになりました。
神保町の古書店の2階に住むってのは、ある意味わたしの理想ですねぇ!たくさんの本に囲まれて、たくさんの古書店や喫茶店がある町で暮らせるなんて、貴子さんはなんて幸せなんでしょう!
お正月の誰もいない古書街を散歩するっていうのも、何だか興味をそそられる感じでした。
読書にはまったら止められないよねぇ、貴子さん。
1673冊目(今年211冊目)
« 『あの子の秘密』 村上雅郁 | トップページ | 『アドリブ』 佐藤まどか »
「本・書店・読書・出版社」カテゴリの記事
- 『本を作るのも楽しいですが、売るのはもっと楽しいです。』 金承福 25-363-3759(2025.12.31)
- 『なぜ日本文学は英米で人気があるのか』 鴻巣友季子 26-1-3760(2026.01.02)
- 『そんなときは書店にどうぞ』 瀬尾まいこ 25-316-3712(2025.11.14)
- 『物語の役割』 小川洋子 25-297-3693(2025.10.26)
- 『書籍修繕という仕事』 ジェヨン 25-229-3625(2025.08.20)
「日本の作家 やらわ行」カテゴリの記事
- 『ちょっぴりながもちするそうです』 ヨシタケシンスケ 26-22-3781(2026.01.23)
- 『女王様の電話番』 渡辺優 26-17-3776(2026.01.18)
- 『名探偵ぶたぶた』 矢崎存美 26-6-3765(2026.01.07)
- 『人生はそれでも続く』 読売新聞社会部「あれから」取材班 26-7-3766(2026.01.08)
- 『プリニウス Ⅻ』 ヤマザキマリ、とり・みき 25-362-3758(2025.12.30)




コメント