『時間革命』 堀江貴文
昔ホリエモンが野球の球団オーナーになろうとしたとき、周りから「あの若造にだけはダメだ」という対応を受けました。それを見ていたわたしは疑問を持っていました。三木谷ならOKなのに、なぜホリエモンはダメなのか?その秘密が、この本を読んで分かりました。ホリエモンはウソをつけない人だから、オジサンたちにお世辞笑いをしながら入れてくださいよと言えなかったから嫌われたんだ!
ホリエモンは時間は大切だと力説しています。Time is Money ではなく、Time is LIfe 。それくらい時間は大切なものなんだから、時間を無駄にしてはいけないのです。
自分でなければならなこと以外は人にやってもらう。ウソをついて生きていたら、どこかで自分が辛くなるだけだから、決してウソはつかない。つまらない付き合いや、無駄な残業はしない。やりたいことがあったらすぐにやればいい。でも、睡眠時間はたっぷりとる。健康に気をつける。こういうことの積み重ねが自分時間を有効に使う方法なのです。
それを実行しているホリエモンのことを嫌な奴だとか、人の心が分からないとか、勝手な奴だ、とかいう人がいます。でも、そんなことを気にして、自分がやりたいことを我慢したって一つもいいことがないじゃないかと言えるのは、ある意味アッパレな気がします。彼の悪口を言うような人は、ホリエモン曰く「暇な人」ですから。
やりたいことがあって、それに向って進んでいる人には、悪口を言ったり、余計な心配をするような暇なんかないから!ホント、その通りだなぁって思います。人にお節介をしている暇があったら、やらなきゃならないことがたくさんあります!
- より多くの時間を手に入れられるのは、いつも「できません。代わりにやってください」と言える人だ。
- 人間に最も必要な能力をあえて1つあげるとすれば、それは「ハマる力」ではないかと思う。
- 「自分時間」を生きたいのならば、極力、ウソをつかないほうがいい。
- ウソをつくということは、相手の信じる現実にこちらが迎合する行為だから、ウソをつけばつくほど、そのひとは「他人時間」を生きなければいけなくなる。
- 他人に「お節介」する暇があるのなら、「自分の時間」を生きよう。
- 兎角亀毛(とかくきもう)ウサギに角があるわけないし、カメに毛が生えるはずもない。だとしたら、そんなものについて考えても意味がないというわけだ。
- 自信には根拠なんてない方がいいのだ。根拠がないからこそ、崩れることがない。死ぬまでずっと自信を持っていられる。
- 本当の自信とは「自分の心に寄せる強固な信用」である。
こういうホリエモンの言葉を読んでいるうちに、自分の弱気が吹っ飛んでいくような気がしてきました。そうだよね、愚痴なんかいっているより行動することだよね!
いやぁ、この本面白かった!!
#時間革命 #NetGalleyJP
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