『新橋アンダーグラウンド』本橋信宏
新橋と言えばサラリーマンの町というイメージですが、その歴史は戦後すぐの闇市から始まっています。駅のそばで人が集まる場所だから、飲食店や商店がたくさんあります。銀座のとなり町なのに庶民派で、いかがわしさも残しているこの町の秘密を、それはそれはたくさん知ることができました。
- 徳間書店とスタジオジブリ
- マイケルジャクソンと朝堂院大覚
- 新橋にはラブホがない
- 地べたに座って46年(靴磨きのおばちゃん)
- 新橋のハッテン場
- 食堂のおばちゃんが直木賞(山口恵以子)
いやいや、新橋恐るべしです。一見地味に見えるあの町には、いろんなものが潜んでいるのです。そこに集まってくる人たちのバイタリティに、日本もまだまだ大丈夫かも?と思えてくる不思議な町なんですねぇ。
新橋のイメージが益々ディープになりました。
1709冊目(今年14冊目)
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