『わが家は幽世の貸本屋さん 2 偽りの親子と星空の約束』 忍丸
幽世の貸本屋さんを営む東雲さんは夏織さんの育ての親です。夏織さんは、東雲さんのことを大好きなんだけど、本当のお父さんじゃないからあと一歩距離を縮められないという気持ちに囚われています。
そんなに気にしなくていいはずなのに、どう話をしていいのか分からない時があるのです。
祓い屋だった水明くんは今は漢方の薬屋さんとなり、穏やかな日々を過ごしています。水明くんは夏織さんのことがどうも気になってしょうがないようなのです。そう、彼はやっと人間らしい気持ちを取り戻しつつあるようなのです。
幽世にはあやかしさんたちが大勢いますが、様々な事情で成仏できない人たちというのも幽世にはたくさんいるって、何だか分かる気がします。思いが強すぎて死にきれない魂のことを考えると、何だか切ないですね。
あやかしさんであろうと、人間であろうと、幸せに生きることって大事ですものね。
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1711冊目(今年16冊目)
わが家は幽世の貸本屋さん あやかしの娘と祓い屋の少年
わが家は幽世の貸本屋さん 2 偽りの親子と星空の約束
わが家は幽世の貸本屋さん 3 黒猫の親友と宝石の涙
わが家は幽世の貸本屋さん 4 春風の想いと狐面の男
わが家は幽世の貸本屋さん 5 残月の告白と妖しい秘めごと
わが家は幽世の貸本屋さん 6 無二の親子と永遠の約束
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