『狐火の辻』 竹本健治
土砂降りの雨の中で交通事故が起きたところから物語が始まります。別の事故では、自動車側には事故の跡があるのに、被害者が消えてしまったのです。これらの事件を解決しようと動き出したのが楢津木刑事です。調べていくうちに、町の中で起きた不思議なことや、ネットで騒がれているタクシー怪談との関連が気になってきたのです。
捜査の手掛かりがつかめないまま時間だけが過ぎていき時効になる可能性まで出てきました。そんなある日、18歳で本因坊IQ208の天才棋士、牧場智久と話す機会があったのです。その彼からヒントをもらい、事件の捜査は意外な方向へ進んでいくのです。
話の中で登場するタクシーがらみの怪談は、そんな目にあったらと思うと確かに怖いです。元々は大したことがない話でも、それに尾ひれが付いていって都市伝説になってしまうこともあります。怖い話というのは、特に子供にとっては興味ある話で、肝試しにその場所へ行ってみようなんて話になることもあります。
この話の中にも出てきますけど、そういう所へ行って動画を取るユーチューバーもいて、そんな人たちが事件を分かりやすくすることもあれば、分からなくしてしまうこともあるんですね。
たとえ過失であっても交通事故は人を傷付けることになります。事故によって人生が変わってしまう人もいます。最近、余りにもくだらない理由での交通事故が多過ぎて、そういうものを調査していく警察官ってタイヘンだなぁと思うのでした。
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