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『ゴミ育』 滝沢秀一

ゴミ育
日本一楽しいごみ分別の本

滝沢秀一(たきざわ しゅういち)

太田出版

1軒の家から出せるごみの量って決まっているんだ。1回に1家庭が出せるゴミの量ってどのくらいだと思う?(Q44)

 こういうルールがあったんですね。たとえば月曜と木曜の週2回の可燃ごみ回収だとすると、火曜の分、水曜の分、木曜の分、それぞれを1日1袋という考え方で、1回に出せるのは45リットルの袋3袋(地域によっては4袋のところも)までなんですって。ですから、引っ越しなどで大量にゴミが出る時には事前に清掃事務所へ電話しなければいけないのだそうです。知らなかった~!

 紙、ガラス瓶、ペットボトル、金属など、資源として回収できるものもありますから、なんでもまとめてポイっと捨てようという考え方は止めてくださいね。少しでもごみになるものを減らすこと。そもそもごみになるようなものを買い込まないことが大事です。

 そして、自分が捨てようとしているものは、いったい何でできているのか?それを知ることが大事です。例えば使い捨てカイロの中身は金属ですから、可燃ごみで捨てちゃダメとか、生ごみはできるだけ水分のない状態にして捨てるとか、一人一人がちょっと気をつけることで、ゴミを減らすこと、ごみを安全に捨てることができるようになるのです。

 たかがごみ、されどごみ、ごみに対していい加減な気持ちでいると、将来ごみを捨てられなくて困る時代が来るかもしれないってことを、みんな知ってくださいね。

1747冊目(今年52冊目)

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