『あとを継ぐひと』田中兆子
お墓を守ってくれる人がいないとか、誰もいなくなった家が放置されたままだとか、後継ぎがいないから家業をやめるとか、そういう話をいろんな所で聞きます。地元を離れる人が増え、親と一緒に暮らす人が減り、こういう問題はドンドン拡大しています。
様々なシチュエーションがあるけれど、その最大の問題は会話の不足なのかな?親子だからこそ話しにくいということもあるだろうけど、ちゃんと話せば何らかの解決策は見つかりそうな気がします。
お互いのことを尊重する、意見を交換する、そんな当たり前のことができなくなってしまったら、親子関係だって崩壊しちゃうよね。だから、話をしようよ、ちょっとずつ!
・後継ぎのいない理容店
哲治さんは理容師をしています。相撲取りになったけど膝の怪我が原因で引退、その後は東京で介護福祉士として働いている息子のことを認められないんです。
・女社長の結婚
万純さんは錦糸町にある「麩菓子」の工場の社長さん。縁談を持ち込まれるんだけど、どうも乗り気じゃありません。
・わが社のマニュアル
障碍者が多く働いているチョーク工場に就職した僕は、先輩とのスタンスの取り方に悩むのです。
・親子三代
牧場を経営する祖父、そこを継がなかった父、祖父と一緒に牧場で働きたいという孫。
・若女将になりたい!
性同一性障害を自認している範之は、女性の格好で仲居の仕事をしているんだけど、母親である女将から冷たい態度を取られています。
・サラリーマンの父と娘
やっと単身赴任から帰ってきたのに、家の中で自分の居場所がなくなってしまったお父さん。娘とどう話をしていいのかちっとも分からないんです。
#あとを継ぐひと #NetGalleyJP
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