『ぼおるぺん古事記 (一)天の巻』 こうの史代
「古事記」「日本書紀」は学校で習ったはずですが、どんな内容だったかはほとんど覚えていません(汗)
人生を狂わす名著50 で紹介されていたこの本だったら、古事記を理解しやすいかな?と思って読んでみました。
とにかく登場人物が多いのにビックリ!みんな神様なので「人」という数え方ではなく、「柱」と数えることを初めて知りました。
イザナギ・イザナミの2人ではなく2柱が日本という島国を作り、神様をどんどん生み出していくものだから、日本中神様だらけです。八百万の神という表現は、実に正しいと思えてきます。
日本の神様は山や川、雷など自然を崇拝するタイプのものが多いのですが、そのほとんどが古事記に記されているのはスゴイですね。
天照大神が天岩戸に隠れてしまった話も古事記だったのか!と今更ながら再認識しました。
古事記って、日本の歴史を語るとともに、日本初のファンタジーなのかなというのが、この本を読んでの感想です。それにしてもスケールが大きな話だわぁ!
1818冊目(今年123冊目)
« 『あなたは常識に洗脳されている』 苫米地英人 | トップページ | 『長くつ下のピッピ』 アストリッド・リンドグレーン »
「コミックス」カテゴリの記事
- 『BLACK JACK 8』 手塚治虫 219(2022.08.14)
- 『沢村さん家のこんな毎日 平均年令60歳』 益田ミリ 214(2022.08.09)
- 『どろろ 1』 手塚治虫 212(2022.08.07)
- 『BLACK JACK 7』 手塚治虫 203(2022.07.29)
「日本の作家 か行」カテゴリの記事
- 『東京日記 4 不良になりました。』 川上弘美 215(2022.08.10)
- 『東京日記3 ナマズの幸運。』 川上弘美190(2022.07.16)
- 『お江戸豆吉 風雷きんとん 』桐生環 221(2022.08.16)
- 『戦争は女の顔をしていない 3』 小梅けいと(2022.07.07)
« 『あなたは常識に洗脳されている』 苫米地英人 | トップページ | 『長くつ下のピッピ』 アストリッド・リンドグレーン »
コメント