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『アクション リーディング』 赤羽雄二

アクション リーディング
1日30分でも自分を変える“行動読書”

赤羽雄二(あかば ゆうじ)

本を買ったら積読せず、すぐ読み始める(p109)

 買った時には面白そうだと思った本でも、時間が経って読む気をなくしてしまって、結局は積読になってしまう本が山になっているって、実にもったいない話です。本を買うからには「すぐ読む」「読む時間を作る」ということもセットでないと意味ないと著者はおっしゃっています。特にビジネス書の場合、これは心しないとね。

 

「他人の感想」を聞くことで、考えの揺れ幅を考えられるようになる(p142)
読んで半年ほどしたら再読する(p163)

 同じ本を読んでも、そこから何を感じるのか、何を得るのかは人それぞれです。自分が気づかなかったような視点を知るって、楽しいことです。そして同じ自分だと思っていても、時間が経つと考え方、見方が変わってきます。最初に読んだ時と違う景色が見えたら、それもまた面白い発見だと思うのです。

 

問題意識さえあれば、どんどん進化します。知見が深まっていき、読書も進み、会話でも話が進み、いつの間にか、自分は経験がないからとか、自信がないからとか、そういったことがどうでもよくなっていきます。(p185)

 読書というのは体験です。自分の中にあるコンプレックスを読書が補ってくれます。読書によって見識が高まり、知識が増えるのだと気がついたら、その時から読書は止められません。

 読書によってインプットし、それをブログなどでアウトプットするという作業が、自分を少しずつ進化させていくのです。そして、自信ができてくるのです。そんな良い循環を作ること、それが人生を豊かにしてくれるのです。

 読書は人生を豊かにするもの、自分を育ててくれるものだと、わたしこれまで信じてきました。この本を読んで、ますますその考えを確信しました。

1888冊目(今年193冊目)

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