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『ネットがつながらなかったので仕方なく本を1000冊読んで考えた』 堀江貴文

ネットがつながらなかったので仕方なく本を1000冊読んで考えた

堀江貴文

 ホリエモンが刑務所に入ることになったとき、こりゃ困ったなぁと思ったのです。刑務所内で情報といえるのは新聞くらいだから、2年半もそんな情報から閉ざされた世界にいたら、出てきたときにはすっかり浦島太郎になってしまうじゃないか!そうならないためにはどうすればいいのか?と考えて、本を読むことにしたのだそうです。

 読みたいと思った本をすべて手に入れることはできませんが、市販されている本ならかなりの確率で持ち込むことが可能であること。メルマガなども紙に印刷していけば大丈夫であることなどがわかり、それを毎日読んでいたというのです。

 刑務所内では、決められた仕事があり、食事や睡眠などは時間が決められているけれど、意外と自由になる時間が多いのでせっせと読書していたのだそうです。

 

 刑務所体験の先輩である佐藤優さんや山本譲司さんたちのころと、自分が入った時期の刑務所はかなり待遇が変わっていた。というような比較も面白かったです。

 

 先日読んだ「本のリストの本」の中の「獄中で読む本のリスト」というのが気になってしょうがないのです。

 わたしがこれまで読んだことのある「獄中で本を読んでいた人」あるいは「獄中について」の本は、

・ジェフリー・アーチャー「獄中記 時獄篇」「獄中記 煉獄編

・マルコムX自伝

・山本譲司「累犯障害者」

などですが、これ以外にもいろいろありそうです。まずは佐藤優さんの「獄中記」とか、ホリエモンの「刑務所なう」も読んでみようかなと思っています。

 

1902冊目(今年207冊目)

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