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『吹部! 第二楽章』 赤澤竜也

吹部! 第二楽章

赤澤竜也(あかざわ たつや)

 ミタセン(三田村先生)がやってきてからすっかり生まれ変わった吹部ですが、ホッとしたのもつかの間、次の問題が勃発したのです。新しく朝高へ赴任した体育教師のカモティ(嘉門先生)が吹部の副顧問となり、なぜかマーチングをやるよ!って言い始めたのです。校長先生に話は通してあるって言うけれど、やっぱりミタセンはへそを曲げてしまって言うことを聞きません。

 部長の鏑木沙耶は、2人の先生の間を行ったり来たり、練習に入る前から疲れちゃってます。

 マーチングは、動きながら演奏をするので、坐ったまま演奏する通常の演奏会とは全く違う世界です。いきなりやるって言われても、まずは歩き方、いやいや立ち方から練習する必要があるのです。カモティのビシバシした指導で歩き方はだいぶできるようになってきても、音楽担当のミタセンがちっとも協力的じゃなくて困ってしまうなぁ!

 

 わたし小学校の時に鼓笛隊に入ってまして、運動会でマーチングをやったことがあります。大勢で均等な間隔で歩いたり、ターンしたり、円を描いたりって、結構難しいんですよ。鼓笛隊はリコーダーと打楽器だけだったからそんなに重量もないし、チューニングがどうのこうのも考えなくてよかったから、歩く方だけに気を遣えたけど、吹部だと楽器が重かったり、外で演奏しているとチューニングがどんどん変わってしまったりするのもタイヘンだろうなぁって思います。

 

 でも、ちゃんとできたら、絶対に楽しいです!坐っての演奏もいいけど、マーチングは面白いし楽しい!やってる方も観てる方も楽しい!

 こんな吹部のある高校に行ってみたかったなぁ!

 

1949冊目(今年254冊目)

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