『日本語オノマトペのえほん』 髙野紀子
オノマトペとは、擬音語、擬態語のこと。
感じたことや雰囲気、その音にそって豊かに表現するオノマトペ。(書籍紹介より)
「ははは」と笑うのと「ふふふ」と笑うのは雰囲気が違うの。「ひひひ」や「へへへ」や「ほほほ」はもっと違う。「きゃーきゃー」「くっくっ」いろんな笑い方があるなぁ。
泣き方だって「わんわん」なのか「しくしく」なのか「めそめそ」なのか、泣くときの気持ちがいろいろと表現されている。
「ミンミン」「ジージー」「オーシンツクツク」「カナカナ」っていう鳴き方で蝉の種類まで分かっちゃう。
その人のこと、その時の状況、天気、時間、いろんなものを表現しているオノマトペって面白い。
本のページを「ぱらぱら」めくったり、文字を「さらさら」書いたり、おなかが「ぐーぐー」鳴ったり、おそばを「つるつる」食べたり、買い物に「てくてく」歩いて行ったり、わたしたちの生活にはオノマトペが溢れてます。
もし、オノマトペがなくなっちゃったら困るわね。
オノマトペさん、ありがとう!
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