『やっぱり、僕の姉ちゃん』 益田ミリ
順平くんはお姉ちゃんと2人暮らしです。お姉ちゃんは恋多き女らしいのですが、上手く行っていることは余りなくて、片思いだったり、ふられちゃったりしている方が多い感じです。
お姉ちゃんの恋の手管とか、心理作戦とか、いろいろなことを聞かされる順平くんは、「だからダメなんだよ~」とか思いながら、半分以上はあきれながら聞いています。でも、たまには「その手はアリだな、いただき!」と思うこともあるけど、男と女ってこんなにも違うんだなぁって思います。
姉弟が仲良く話をしているのって、2人暮らしだからなのかしら?今はよそにいる両親が一緒にいたら、もうちょっと話をする機会が減っちゃうような気もするんです。同じ世代だからこそ語り合えることがあるって感じなのかな。
悩み多き乙女だけど、そろそろ微妙なお年頃にもなりつつあるお姉ちゃんと、こうやって話をできるのはいつまでなのかしら。
そして順平くんが、お姉ちゃんの話を聞いて女性に幻滅しないといいんだけどね。
1955冊目(今年260冊目)
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