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『はじめまして相対性理論』 シェダード・カイド=サラーフ・フェロン

はじめまして相対性理論
時間ってなに? 空間ってなに?

シェダード・カイド=サラーフ・フェロン

化学同人

NetGalleyJP

 アインシュタインが考え出した「相対性理論」って、名前だけは知ってるけど、それがどんな理論なのか説明できる人に、今まで会ったことがない。スゴイ理論なんだっていうけど、いったいどんなものなんだろう?と思って、この本を読んでみました。

 

 普段何げなく使っている時速何kmっていうようなこと、これまでは単純に車が時速50kmで走るとか、新幹線の最高速度は320kmってことしか考えてなかったけど、実は別の速度も存在するって所が面白い。

 例えば時速100kmで走っている電車に乗った状態で、ボールを進行方向へ時速50kmで投げたとしたら、このボールの速度はどうなる?

 早さを足したら、時速100km+時速50km = 時速150km ってことになるよね。

 でも、ボールを投げた本人から見たらボールの速さは時速50kmでしかない。

 こういうことって、普段は考えていないから面白いなぁ。

 

 それに、相対性理論には「特殊相対性理論」と「一般相対性理論」というのがあるのもこの本で初めて知りました。

 この本で説明されている「特殊相対性理論」には、

  • 時間は遅れる
  • 長さはちぢむ
  • 質量は増える

 という3つの特徴があります。こういうことについて図解で分かりやすく説明してくれています。

 SFで良く語られる、光の速度で移動をすると、移動した人は地球にいる人よりも歳を取らないという理屈もわかってきます。

 こどもだけではなく、大人にもおすすめな本だと思います。

 

#はじめまして相対性理論 #NetGalleyJP

1954冊目(今年259冊目)

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