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『大崎梢リクエスト!本屋さんのアンソロジー』

大崎梢リクエスト!
本屋さんのアンソロジー

有栖川有栖(ありすがわ ありす)
坂木司(さかき つかさ)
門井慶喜(かどい よしのぶ)
乾ルカ(いぬい るか)
吉野万理子(よしの まりこ)
誉田哲也(ほんだ てつや)
大崎梢(おおさき こずえ)
似鳥鶏(にたどり けい)
宮下奈都(みやした なつ)
飛鳥井千砂(あすかい ちさ)

 本屋さんに来る人は、本を買ってくれる人だけじゃありません。待ち合わせの場所にしている人、立ち読みしかしない人だっています。それでも、本を大事に扱ってくれれば気にするほどの事じゃないって作品の中で語っている書店員さんがいました。平積みの本の上にカバンを平気で置く人、店の中で飲食する人、そういう人のほうがずっと困るって、確かにそう思います。

 立ち読みだって、立っているからいいのであって、床に座り込んだり、平台の上に本を広げて読んだりされたら困ります。間違えて本を買ったのに店のせいにしたり、訳の分からない質問をしてきたリ、書店員さん泣かせのお客さんって結構いるんですね。その中でも一番困るのが万引きです。万引きは窃盗なんですけどね、軽い気持ちでやってしまう人が多いというのは悲しいです。

 そんな本屋さんの「あるある」がいろいろと登場します。もちろん困った人だけじゃなく、本棚の本をきれいに並べ直してくれる人のような、ありがたいお客さんもいます。ネット書店に押されがちなリアル書店ですけど、やっぱり実際の本との出会いってのは貴重なものですからね。全国の書店、そこで働く書店員さんのお陰で、わたしたちはいろんな本と出合うことができていることに感謝しています。

 

 この本には本屋さんに関する短編が10篇集められています。

「本と謎の日々」有栖川有栖(ありすがわ ありす)
「国会図書館のボルト」坂木司(さかき つかさ)
「夫のお弁当箱に石をつめた奥さんの話」 門井慶喜(かどい よしのぶ)
「モブ君」 乾ルカ(いぬい るか)
「ロバのサイン会」 吉野万理子(よしの まりこ)
「彼女のいたカフェ」 誉田哲也(ほんだ てつや)
「ショップ to ショップ」 大崎梢(おおさき こずえ)
「7冊で海を越えられる」 似鳥鶏(にたどり けい)
「なつかしいひと」 宮下奈都(みやした なつ)
「空の上、空の下」 飛鳥井千砂(あすかい ちさ)

 

 わたしが一番いいなぁと思ったのは「ロバのサイン会」です。こういうサイン会があったら行ってみたいです。「なつかしいひと」「空の上、空の下」もいいですね。

 昔からの小さな書店がどんどんなくなっていくのが悲しい昨今ですけど、新しい個人書店も増えているという話も聞きます。いろんな書店でいろんな物語が生まれて欲しいなって心から願っています。

1933冊目(今年238冊目)

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