『ちょっとそこまで旅してみよう』 益田ミリ
友達と大勢でワイワイしながら行く旅、母親との2人旅、カレとの2人旅、そしてひとり旅、どれも楽しいものです。神社仏閣やお城を見に行ったり、海や山の景色を楽しんだり、温泉へつかったり、もちろんおいしい食べ物も!豪華なコース料理もいいけれど、その地方でしか食べられない魚介や、蕎麦や、果物を味わうのが楽しいし。観光の途中で食べるお団子やソフトクリームもおいしいのよね。
旅って、そういう小さな幸せを見つけに行くものなのかもしれません。
この本の中で、国内旅行も多く語られてますけど、ノルウェーとスウェーデンでのはしゃぎ方が面白いなぁ。やっぱり未知の世界へ行くってのはテンションが上がることだものね。言葉が良くわからなくてドキドキするのも、大事な思い出だもの。
ガイドさんがマリメッコの服を着てたってところがステキって思いました。でも、昔のアメリカ大統領夫人がマリメッコの服を着てたというくだりでは、ミリさんの世代ではジャクリーン・ケネディのことを知らないんだなって、ちょっと寂しく思ったりして。
今は旅行どころじゃないけど、どこにも行かないってのもつまらないから、近い所にでも行ってみようかしら。そんな気持ちになる本でした。
1965冊目(今年270冊目)
« 『キャンドル』 村上雅郁 | トップページ | 『ハーレムの闘う本屋 ルイス・ミショーの生涯』 ヴォーンダ・ミショー・ネルソン »
「日本の作家 ま行」カテゴリの記事
- 『移動図書館ひまわり号』 前川恒雄 24-258-3284(2024.09.09)
- 『町の本屋という物語』 奈良敏行、三砂慶明 24-257-3283(2024.09.08)
- 『ヒトミさんの恋』 益田ミリ 24-159(2024.06.03)
- 『じゅげむの夏』 最上一平 24-137(2024.05.12)
« 『キャンドル』 村上雅郁 | トップページ | 『ハーレムの闘う本屋 ルイス・ミショーの生涯』 ヴォーンダ・ミショー・ネルソン »
コメント