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『スイミー』 レオ・レオーニ

スイミー
Swimmy

レオ・レオーニ
Leo Lionni

オランダ・イタリア

 新・美の巨人たち12/19放送で紹介されていたこの作品、今は小学校の教科書にも載っているのだそうですけど、わたしは読んだことがなかったので、初めて読んでみました。

 小さな魚のスイミーが仲間たちと泳いでいたところに、大きなマグロがやって来て、みんな食べられてしまいました。たった一匹生き残ったスイミーは、独りぼっちになってしまったスイミーは、これまで知らなかった海の中を泳ぎながらいろんなものに出会っていきました。

 

 スイミーは黒い魚、他の仲間たちは赤い魚、彼らはスタンプで描かれています。物語の中に登場するクラゲなどの海の生き物たちは、滲みをうまく利用していたり、海草はレースペーパーの柄をうまく利用していたり、面白いアイデアがたくさん使われています。

 

 どんな困難にも、みんなで立ち向かえばきっと大丈夫!というメッセージと、海の美しさが、この絵本の中で混然一体となっています。

 レオ・レオーニさんの人生が、この本に反映されてるんだなってことを深く感じました。子供向けだけど、強いメッセージを感じる本ですね。

 わたしも、子供の頃に読んでみたかったなぁって思います。

 でも、大人になってからだって遅くないぞ!

 ステキな本は、心を癒してくれますから。

1977冊目(今年282冊目)

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