『という、はなし』 吉田篤弘 フジモトマサル
筑摩書房のPR誌「ちくま」に二年間連載されたイラストレーションの通しテーマは「読書の情景」でした。
吉田篤弘さんが受け取った、フジモトマサルさんが描いたイラストには、いつも「あとはよろしく」というメモがついていたのです。
そうです、この本に納められているのは、文章と挿絵ではなく、読書の情景を描いたイラストに挿文なのです(笑)
読書しているのは様々な動物たちです。猫やペンギン、ウサギ、ライオンなど、みんな真剣に本を読んでいます。そして、いろんなことを妄想しています。
「稀有な才能」という文の中で、電車の中で本を読んでいて、中途半端なところで電車を降りなければらななくなって、「ホームのベンチで本を読み終わったことがよくある」という文章に、思わず「あるある」とつぶやいてしまったり。
虎野くんが「虎の巻」を読んでいる背中が可愛かったり。
「背中の声」が気になる羊さんになるほどと思ったり。
とにかく好奇心をくすぐられる本なのです。
ああ、この本が大好きだ!
1978冊目(今年283冊目)
« 『スイミー』 レオ・レオーニ | トップページ | 『白い病』 カレル・チャペック »
「日本の作家 は行」カテゴリの記事
- 『外科室』 泉鏡花、ホノジロトヲジ 26-161-3920(2026.06.10)
- 『鹿鳴館の貴婦人 大山捨松』 久野明子 26-123-3882(2026.05.03)
- 『笹森くんのスカート』 神戸遙真 26-105-3864(2026.04.15)
- 『一橋桐子(79)の相談日記』 原田ひ香 26-84-3843(2026.03.25)
- 『世の中で一番おいしいのはつまみ食いである』 平松洋子 26-66-3825(2026.03.08)
「日本の作家 やらわ行」カテゴリの記事
- 『戦争とバスタオル』 安田浩一、金井真紀 26-100-3859(2026.04.10)
- 『三頭の蝶の道』 山田詠美 26-101-3860(2026.04.11)
- 『新編 日本の面影 Ⅱ』 ラフカディオ・ハーン 26-88-3847(2026.03.29)
- 『世界史と地理は同時に学べ!』 山崎圭一 26-83-3842(2026.03.24)
- 『違国日記 3』 ヤマシタトモコ 26-108-3867(2026.04.18)



コメント