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『理解という名の愛がほしい。』 山田ズーニー

理解という名の愛がほしい。

山田ズーニー

 あの人が嫌だ、会社が嫌だ、学校が嫌だ、そういうストレスの原因を相手に求めがちだけど、実は自分自身に原因があるのだといろんな人が言っています。でも、それが腑に落ちない人も大勢います。

ストレスとは、自分の思いが、うまく通じていない感じから起こっているのではないだろうか?(p51)

 この一言はとてもわかりやすい説明だなと思ったのです。自分はこう思った、こう感じた、でもそれを伝えられない。わかってもらいたいけど、わかってもらえない。それがストレスなのです。他人が自分の気持ちを勝手にわかってくれるはずはないのだから、正しく伝わるように言葉を選ぼう。どう表現したらわかってもらえるのだろう。その視点に立てたら、一歩前進なのです。

 

怒るということは、図星ということです(p112)

 人のことは非難する癖に、自分がちょっと注意されると怒る。それは図星を刺されたからですよね(笑)。一番痛いところを突かれたから、怒るんです。それを指摘してくれるのは自分以外の人だから、自分自身では見て見ぬふりをしているところだから、そこで怒っちゃお終いだよ。って気づかないとね。そこで怒ってしまう、ちっちゃい自分に反省しなくっちゃ。

 

人は声を聞いて、その響きの中に「意志」をかぎ取る力があり、意志に共鳴し、意志に吸引される(p126)

 誰かが白だと言っているから、わたしも白と言いました。そういう言葉じゃ誰も動きません。わたしには黒に見える!と言った時、他人はその言葉の真意を掴もうとするのです。何故この人は黒だというのだろう?そうか、黒だと思ったのか。同調するにせよ、反論するにせよ、その言葉に応えようとする意志が生まれるのです。

 

感じていることを言葉にする勇気(p150)

 自分の思いを言葉にするのは簡単なようでいて、難しいのです。こんなことを言って相手を嫌な気持ちにさせたらどうしようとか、こんなことを言ったらバカだと思われるんじゃないか、なんて思ったら言葉を発することはできません。

 どんな結果が出ようと、自分の発した言葉に責任を持とうと思わないと言えないことがあります。勇気がないと言えないことがあります。でも、それを言わなかったら一生後悔するかもしれない。そう思って言ってみると、意外とすんなりわかってもらえることがほとんどなのです。

 

 言葉を紡ぐ仕事をされているズーニーさん。言葉に救われ、言葉に傷つけられ、それでも生きていく。それが人間なのですね。

1956冊目(今年261冊目)

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